これまで私たちは保育所等訪問で、主に「学校」へ訪問し、集団生活の中でのサポートを行ってきました。
しかし、いきなり学校現場で支援を始めることは、子どもにとっては「みられている」という不安や警戒につながったり、また受け入れていただく学校側にも多くの負担がありました。
時間割やルールが決まっている学校ではどうしても、子ども・訪問支援員・学校の3者とも無意識に焦りが出てしまい、なかなか良い支援につながらない現状がありました。
学校に訪問する前に“もう一歩” つなぐステップが不足している――
できるだけ学校に近い環境で、そしてもう少しゆるやかな場所で支援ができないかこの課題を感じたことが、私たちが「学童保育などでの訪問支援」を始めたきっかけです。